|
|
|
君の歌
|
作詞 洸星 |
|
澄み切った空を見上げ
暖かい空気を静かに吸って
僕は口ずさむ
彷徨い続ける白い雲
行き場の無いこの想いと
まるで一緒だった
優しい風が今は鬱陶しくて
暖かい風が今はとても冷たく
晴れた空からは溢れる雨が降ってくる
君は色の無い世界に
何色もの色を与えてくれた
君は悲しみしか知らない世界に
喜びを教えてくれた
暖かい手を握りしめ
柔らかな浜辺を走った
海に沈むオレンジ色の太陽は
明日を夢見て眠りにつく
君の何気なく口ずさんだ歌
僕は今でも覚えている
僕の一番大好きな歌
空が雲に隠されても
僕の心は青く澄み切っている
口ずさむ歌は空気に溶け込む
雨はスッカリ上がっていて
目元を服の袖で拭った
僕は優しく吹く風に
歌と想いを乗せて・・・
|
|
|