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なんで誰も、あたしに気付いてくれないのですか?
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作詞 RAi. |
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夜、眠れない。
夜と朝とを結ぶ橋を、無事渡りきれるかどうか怖いから。
あたしだけ、置いていかれてしまうんじゃないかとおもって、暗い暗い静寂の中、一晩中縮こまって。
ずっとずっと涙を流して怯えながら、明日が来るのを待ってる。
誰も来ないで!!!あなたたちなんか誰一人として信じていないんだから!!!!!
先生だって、友達だって、家族だって、誰一人としてあたしのことをわかろうともしない。
あたしだって、あんたらのことなんてわかりたくもない!!!!!
電話なんて、メールなんて、ケータイなんて、全部壊してしまえばいい。
でも、連絡をとらなくなっても、まだ苦しいのはなんで??
苦しさと痛みが増しているのはなんで??
涙が止まらないのはなぜなのですか???
苦しい。息が止まりそう・・・!!!!!
激しい吐き気と過呼吸で意識が朦朧となりながらも、なんとかベッドに辿り着いた。
ベッドの上で天井を見て、まるで空気になったかのように、家具になったかのように、壁になったかのように、何も感じずただ天井を見てる。
感情がなくなってしまった。
心がなくなってしまった。
にんげん、じゃなくなってしまったの?
生きているのに死んでいる。
この感覚が、あなたにはわかる?
知らないうちに包丁を握りしめてた。
知らないうちに自分の体に傷をつけて、机や床や壁にカッターで切りつけてやった。
いろんなものを投げて壊した。
とにかく、何かを壊したい。傷つけたい。その一心で。
夢遊病のように歩いていって、薬をいっぱいいっぱい飲んだ。
でも言いようが無いほど気持ち悪いだけで、楽になんかなれなかった。
何回も何回も繰り返したのに、なんで誰も私を楽にさせてくれないの?
それどころか、押さえつけて縛ろうとするの?
なんで誰も、私を死なせてくれないの?
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