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道
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作詞 林檎×蜜柑 |
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行ったり来たりを繰り返し
同じ道を同じ汽車の同じ車両に乗って
窓の外を見れば
面白くない景色が
いつもと同じ景色が
広がって
自分の小ささを表\現しているようだった
私は一生この線路から脱線は出来ない
私は一生この汽車からは下車出来ない
そう思っていた
途中の駅で
汽車に乗車する人が居た
さっきからずっと窓の外を見ている
私はその人に声をかけた
面白くない景色があるだけと言うのに
何故ずっと外を見ているのか??と
その人は答えた
景色にもいろんな色があるんだよ
同じ景色に見えても
同じ道を走ってても
いつもと同じ色ではないんだよ
だから外を見るのはとても楽しい…
私がこの世界に生きてる限り
私がここに居る限り
汽車は走り続けているんだ
止まる事なんて知らない
まるで歯車が壊れたように…
ずっと下車出来ない
ずっと同じ道が続く線路だと思っていたのに
そこで私は気づいた
どんなに長い長い線路でも
何時かは脱線する
その時は
私が夢を決めた時だ
どんなに同じ景色でも
何時かは違う景色になる
その時は
私が夢に向かって走ってる時だ
その時まで
同じ景色じゃない景色を
何度見る事だろう
同じ線路じゃない線路を
何度通る事だろう
まだ私にはわからない
けど
前よりは景色が違う色に見える
まだ心の整理が出来てない
けど
前よりは広い心で全部を見れそうだ
この汽車は
私がここに居る限り
私がこの世界に生き続けている限り
終着と言う言葉を知らないんだ
さて
何処まで汽車を走らせてみようかな
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