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恋する乙女の物語〜Last Page〜
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作詞 侑香(ゆうか) |
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初めて恋した人 電車で見かける人
片思いが辛くなる時もある 何か変えたくて
勇気のない私にも Powerをくれた恋だから
叶えたくて掴みたくて 一歩踏み出したの
本当はあなたの顔を見て 伝えたかったけれど
どうしても出来なかったから 手紙に込めた
精一杯の想い
次の日いつもの電車に 乗り込むのが怖くて
何度も立ち止まり 逃げ出しそうになり
それでも背中押してくれる 昨日と同じ風
あなたがいる
私に気付くと 人の波をかき分けて
目の前に現れた 立ちすくんだまま動けない
そんな私に突然 キスしたの
何が起こったの? 何がどうなっているの?
また時間が止まった
この恋は叶ったの? この手に掴んだの?
自然と溢れてくる涙
「ありがとう」
あなたの声を 初めてマトモに聞いた
窓の外を流れるいつもと同じ景色が
違って見え始めた 輝き始めた
なのにね。
「でも…ごめん」
あなたの声に 心臓が凍りついた
今私は何を聞いたの?
私の前から姿を消してゆくあなた
瞳に映るものが 全て色を失った
揺られ揺られて 何も聞こえなくて
揺られ揺られて 何も見えなくて
明日から私はどうすればいいの
辛すぎるよ この現実
いっそ冷たすぎるぐらいに
ふってくれてた方が…
ねえ どうして?
でも残ってる この唇に
あなたの温もりが
ずっと残ってる 多分これからも
忘れられない恋になる
物語は終わったけれど
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