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籠の鳥
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作詞 風見 暁 |
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空を見上げる。
青い青い
どこまでも青い空。
どこまでだって行けそうな空。
目の前に広がっているのに・・・・。
私はどこへも行けない。
そう
私は囚われの身。
生まれたときから籠の中。
自由に飛んだことなんて
一度もない。
気がつけば
籠は窓から遠ざかっている。
・・・・空が見えない。
今まで憧れていたものが
今まで目指していたものが
見えなくなってしまった。
『アコガレ』ッテ ナンダロウ?
『モクヒョウ』ッテ ナンダロウ?
もう私には
そんなものは見えない。
見えるのは
閉ざされた空間と
餌を入れ替える手 だけ。
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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