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見上げた空に
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作詞 栢羅 |
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陽射しが窓から入り込む
ある日の午後に
ツバメが低く飛んだ
「明日は雨だね」
誰かがつぶやいた
低く高くゆるやかに
自由に羽ばたくツバメは
何を考えながら飛んでるの?
どんな想いで空を目指すの?
この空の高みには
一体何があるんだろう
虹の橋を渡っていけば
いつか見つかるのかな
ツバメは目指し 私は見上げる
願いはどちらも 「知りたい」んだ
雨が上がった
オレンジ色の 小さな空で
ツバメは羽を広げた
「飛んでゆきたいんだ」
その夢は空に消えた
高く遠くドコまでも
飛んでいったツバメは
今でも夢を見続けているの?
まだ空を飛び続けているの?
この空の高みには
一体何があるんだろう
ツバメのように飛べるなら
探しにいけるかな
私はいつも願っていたんだ
私もツバメも いっしょだったんだ
この空の高みにある
光の中の 眩しいモノ
虹の橋を渡っていけば
たどり着くのだろうか
ツバメは目指し 私は見上げる
その夢いつか はじけて
この大空に散ってゆくだろう
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