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花屑模様
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作詞 ―\RUNA→ |
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また痛くなってきた 神様あたしの事見てますか
穴だらけ砂山に 水溜りは花屑模様
低気圧潜む声 頬伝う柔らかな雨の銀
立ち込めた初夏の匂いに 折れた傘はあたしの心
風が色を変えてゆく 眩しい温度を駆けていく
湿った空気 鈍いかさぶた一枚ずつ剥がすみたいに
うつむいて濡れるあたしに空が堕ちた
指先に見え隠れした横顔は消えない
どこにいるの? 雨は思うより苦く苦く
それでも欲しいと胸は疼いた
首筋に滲む汗 眩む程背伸びしてた夜
日に日に急ぐ明ける時 踊れ場違いな星の露
絶えず生まれる感情が 袖口を抜けて襟乱す
静かな部屋で一人すくんだ 溢れるよに響くこの音に
とめどなく泣いたあたしに波は途切れた
丁寧に刻み刻まれた傷跡は癒えない
ここにいるよ 海は思うより深く深く
「そばにいたいだけ」繋ぐ指探した
うつむいて濡れたあたしは恋に堕ちた
零れ落ちた雫にも この熱は醒めない
どこにいても 誰が思うより強く強く
あなたが欲しいと胸が疼いた
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