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デクリメント
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作詞 IkkI |
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見つけたんだ
最短距離を
少し曲がりくねってるけど
一番の近道
気づけたんだその角に見えた
竜の尻尾踏みつけた
道は一本しかない
だけど来た道は覚えてない
振り返ると見えたのは
襲ってくる僕が踏みつけたもの
もう終わりかな
前には竜がいて
後ろにはそれ以上のもの達
とりあえず僕は飴を取り出して
ばらまいた隙に逃げるかな
見捨てたんだ
足を止めるもの達を
さすがにちょっと疲れてきた
見えてきたんだ
終点の位置が
でもまだKはある
今更引き返せるか
次の角にはなにがあるのかな
たまにはいいこともあれと願う
神は祈りなんか聞いちゃいなくて
きまぐれに僕を苦しめる
もう感覚は麻痺を超えて過敏になった
それ以上に優しさなんて無くて
最初から決めてたんだ
今更引き返せるか
踏みつけ積み上げ重さは胃の中に
終点には胃なんてなくなってるだろう
間違ってないと自分に言い聞かせて
着いた先では笑えると信じて
不釣合いなもののため僕は
這いずり回って広い集めていく
ああ、なんだ
実に自分らしいじゃないか
成功しようと僕はダメ人間だ
欲を捨てられずさかさまになって
着いた先
聞こえてきた
後ろから
たくさんの足音が
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