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願い
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作詞 白翠 |
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この手が、想いが、声が、もし貴方に届いたならば
私はきっとこんなに苦しくは無かったはず・・・・・
テレビの画面に、触れれば、その中の‘貴方’には触れているけど、‘本物’の貴方には触れていないね
時々ね、思うの。
<貴方の近くに私がいたらな>
<どうして、私、貴方と同じ時に生まれなかったのかな?>
でも、こんな想いも、私の中で留まったままで、誰にも伝わらずに、消えていくだけ・・・・
悲しいね・・・・・・
辛いね・・・・・・
こんな想いをするくらいなら、貴方を知らないほうが良かったのかな・・・・・・・
それとも、無理矢理忘れたほうが良いのかな・・・・
でもね、もし私が手を伸ばして貴方に届いたとしても
貴方は私の手を掴んでくれるのかな?
掴んでもそのまま、放さないでいてくれるのかな?
私を見てくれるのかな?
たとえ、少し目が合ったとしても、私は貴方にとって
ただのファンの一部でしかないんだろうね・・・・・
そんな風にしか、見てくれないよね・・・・・・・・
だって、貴方は私の事を、何も知らないんだもんね。
ただの、‘赤の他人’だもんね・・・・・・
悲しいよね・・・・・・
涙が溢れそう・・・・・・
こんな気持ち、捨ててしまえばいいのに、それが出来ない私はただの愚か者ですか?
それとも捨ててしまおうとしている、私が愚か者ですか?
孤独から私を救ってくれた、貴方しか、きっと愛せなくなっているの・・・・・・
だから、一度でも良いから、私を見て、私を愛して、お願いだから・・・・・・・・・
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