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目下の風車と影踏み
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作詞 あや仔☆ |
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くるりくるり風車
あなたの影を踏める距離に
近付いて後ろを歩いた
ふさがった両手
あなたの手のぬくもりも分からない
浴衣を着て歩いても
並んで花火を見ても
あなたの向く方角は
あたしじゃなくてあのこ
あのこと重ねてため息つかないで
あのこをかぶせて幻滅しないでよ
あたしを見てよここにいるのに
目下の恋人同士が歩く
後にさわやかな香水の香り
くるくるからから風車
影踏みのようにあなたはすっと
そばから消えるの?
あなたの傍にあたしじゃなくて
あのこが近付いたら
あたしはきっと空き缶になる
なんの躊躇いも無く
過去のゴミ箱に投げ捨てられるの?
あたしとあのこを比べないで
あのこの姿を追わないでよ
あたしの方をみつめてよ
そばに居るって言ったじゃない
あたしを手放したら
一人の男になるのが怖くて
あたしを手放せない
あなたを愛せなくなったら
愛を見失いそうで
あたしはあなたを手放せない
目下の恋人同士が歩く
後にさわやかな香水の香り
くるくるからから風車
影踏みのようにあなたはすっと
そばから消えるの?
カラリカラリ
くるりくるり
影ふみのように
風車のように
悪循環でくるくる回る
止まってよ
止まってよ
目下ほど苦しいものはない
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