|
|
|
二つの針
|
作詞 哀流 |
|
噛み合わない歯車を無理矢理噛み合わせて
ギシギシと音を立てていた僕に気づいた
入るはずのない単2の電池を詰め込んで
強くなった気でいた
人それぞれ、って教えられた
言い訳にしか聞こえないよ
そのままでいい、って慰められた
でも、なんだかそれって窮屈でしょ?
世界中に散らかってる時間の音を
大きな空の真ん中でひとつに合わせて
それで全てが重なったとき、僕は僕を越えられるかな...
少し疲れたかな…
鏡見て呟いた
その向こうの景色を変えてみたいよ
誰か聞いてよ、って叫んだけど
我が儘にしか聞こえないよ
どうすればいい?って聞いてみたけど
でも、やっぱりそれって我が儘でしょ?
僕のなかに散らかってるガラクタの山を
大きな空の真ん中でひとつに合わせて
それで全てを整理整頓、落ち着いたなら考えてみて...
世界中に散らかってる時間の音を
大きな空の真ん中でひとつに合わせて
それで全てが重なったとき、僕は僕を越えられるかな、
少し進んだかな…
後ろ見て呟いた
その向こうの景色を変えてみたいよ
それで全てが重なったとき、僕は僕を越えられるんだ
二つの針が重なったのならきっと世界を変えられるんだ…
|
|
|