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目的地-シルシ-
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作詞 朔-saku- |
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今 僕の中 動いてく時間
世界も少し 変わってきた
この切符はまだ使えますか?
どうか君だけは変わってませんように
沢山の想い込めた紙切れ一枚
今まで自然と改札に通してた
二人で電車に飛び乗って お互いよく知らない街まで出かけた
白黒の世界を染めたあの時君は
笑顔で全てを受け止めて それを綺麗に気取らず 僕に放った
転んだって 失くしたって
僕らに在るのはただ一つ
今 君の中 動いてく灯かり
僕を照らし出す 案内地図
その温もりは今 感じますか?
せめて僕だけは変わらず笑えますように
いつものように切符を出す
あれ?見つかんない ここに入れたのに
隣に居るはずの君も居ない ここに居たのに
券売機で探しても見当たらない
あの切符の行き先が判らない
いくらカバンをひっくり返しても出てこない
どこへいったんだ 何をしていたんだ
変わっていたのは世界じゃない
この体だ この僕だ
進んだつもりはなくても 動いていた
それは きっと君という目的地(シルシ)を見失ったから
だから もう一度灯かりを見つけて切符を手に入れよう
その切符で君のいる町まで出かけよう
確かな温もりを感じるために
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