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℃（体温）
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| 作詞 真白（ましろ） |
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『ドアの鍵ってなかなか入らないんだね』
薄暗い玄関なのにあなたはいつもさっと開けていた。
ドアを開けてもスイッチの位置がわからない・・・自分家なのに・・・。
あなたが・・残した傷跡押さえながら溢れた涙、コンタクト落ちそうで。
何でかな？いなくなったの。
何でかな？すごく広い・・・
『じゃあね』ってあなたが言ってよ。これじゃ私、なかなか降りれない。
振り向いてイキナリするからまた涙溢れた。
あなたが・・残した温もり逃げない様に手で押さえながら公園の外灯下から見送った。
そっと・・・そっと・・・テールランプ涙で滲んだ。『どうして泣くのかな？』
何でかな？遠くなるの？
何でかな？返事が来ない・・・
粉雪が降る度あなたの電話番号勝手に押していた。繋がるわけないのに、『まだかかるかな？』願いもかけてみる。
何でかな？いなくなったの。
何でかな？こんなに広い。
何でかな？遠くなるの。
何でかな？返事が来ない。
カタカタ震えた。ポロポロ落ちた。
あなたの温度は何度かな？どうやっても、どうやっても・・・
真似出来ないの・・・。
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