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10分間
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作詞 アンソ\ニー |
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門限まではまだ10分あるから
家の前に車をとめて ギリギリまでお喋りしよう
「あなたと過ごす一日はいつも一瞬だから
この時間はきっと デザートよりもすぐになくなるね」
そう言って君は笑ってる
毎日たくさんお喋りするのに
肝心なことはいえなくて
伝えたいことが多すぎてまとまらない
あと10分しかないのに
いつもと違う様子の僕
気づいた君も黙っている
今日伝えようって決めたんだ
君の誕生日が終わるまで
あと5分しかないから
僕が伝えたいこと
君がおばあちゃんになって
この世界からいなくなる時にはさ
ずっとそばで手 握ってるから
いつも見送ってばかりの君だけど
最後はひとりじゃないよ 約束するよ
あたしの方がきっと長生きよって
イジワルをいう君だけど
僕の勇気と気持ちには
真剣にこたえてくれたね
門限の時間はもう過ぎてしまったけど
せまい車の中で 泣きながら君を抱きしめる
「そんな素敵な言葉 はじめてもらったよ
そんな大きな愛情は10分じゃ食べきれないね」
そう言った君も泣きながら笑ってる
あたしがいない世界で
あなたは大丈夫なのって言うけど
君を残していくぐらいなら
どんなに寂しくても見送るよ
涙でぐちゃぐちゃな僕の顔
もっとかっこよく伝えたかったけど
あなたらしくてわたしは好きよ
そういってくれたから
また君の顔がぼやけて見えない
僕が伝えたいこと
君がおばあちゃんになって
この世界からいなくなる時にはさ
ずっとそばで手 握ってるから
いつも照れくさくて言えない僕だけど
もうひとりじゃない 愛してる
あたしの方がきっと長生きよって
イジワルをいう君だけど
一緒になろって言葉には
笑ってうなずいてくれたね
薬指にはめてあげた
指輪なんかよりずっと
君の笑顔の方が
美しくみえたんだ
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