|
 |
|
―\―\無題―\―\
|
| 作詞 スポンジ |
|
どうして人は勉強をするの？
同じ教室の中で 同じ形の机と椅子
同じ教科書を見て 同じ問題を解く
同じ能\力を試される…
どうして人は学校に行くの？
同じ道を毎日歩いて 同じ服を着せられて
同じ事をやらされて 同じ事を言わされて
同じ事ができないと怒られる…
反発することもできなくて
ただ悔しくて
見えないように拳を握ってる…
うつむいて唇を噛みしめている…
失敗したっていいじゃない…
中学生だもん 高校生だもん
子供でもなくて大人でもなくて…
自分の存在を確かめるのが難しくて
人生の歩み方がわからなくて
これから少しずつ頑張っていくのに…
どうして失敗しちゃいけないの？
教えてよ…
どうして大人は何かをする前から結果を決め付けるの？
僕達は一生懸命なのに…
暗闇の中を手探りで進んでいるのに…
大人が僕達を支配しないでよ
君達だって子供だったはずでしょ…？
痛みを感じる事で生きてるって確信できるんだ
明日を生きるために痛みを感じるんだ
自らの腕に 背中に 刻んでいくんだ
その一生消える事の無い傷は僕等が生きている証拠なんだ
素晴らしい証拠なんだ
どうして否定するの…？
悲しすぎて涙もでないよ
大人は…嫌いだ
でもいつかは僕も大人になってしまう
だからきっと自分が嫌いになるんだ…
僕がいつか大人になったら
きっと誰かを悲しませてしまうんだ…
今の僕のまわりを取り囲むようにして支配している大人達のように
きっと誰かを苦しませてしまうんだ…
今の僕のまわりを取り囲むようにして支配している大人達のように
きっと
きっと…
助けに行こう
未来の僕等を助けるために…
彼等の体に深い傷を彫りこむ前に…
彼等と一緒に泣くだけで良いんだ
彼等と一緒に嘆くだけで良いんだ
彼等と一緒にいるだけで…
僕がとなりで笑ってさえいれば
それで良いんだ
今のようなズルイ大人だけにはなりたくないから…
決して支配したくないから…
|
|
|
