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喫茶ダイアリー
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作詞 楠木葵 |
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白いマグカップに
コーヒーを並々まで注ぐ
おかわり3杯目の
カップル寄り添う午後3時
晴れた蒼い歩道 愛の言葉を囁くには
あまりに不似合いな 寂しい男に映るんだろう
口に広がる 苦い後味
君はレモンティーが好きだったね
波立つ黒い 影を眺めて
酸素掴んではため息落とす
そよ風が冷えて
木々が映し出した星屑
仲良さげなハトも
いつの間にか空へ溶けていた
まだ間に合うかもと 未練がましく待ってるよ
人影が霞むカフェで 動き出した君動けない僕
もう戻れない 甘い後味
これも運命だって笑えるのかな
手を繋いで 明日を描いて
さよならで終わるダイアリー
あまりに眩しすぎた 君との予\想図
日焼けした心を 風が撫でて 鈍く痛んだ
口に広がる 苦い後味
僕はまだコーヒーを飲んでるけど
波立つ黒い 影をまわして
セピア色に変わる席を立つ
小さなカフェで 終わったはずの小さな恋が
僕の中で 渦巻いて 白紙のままページが捲られる
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