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楽園(改)
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作詞 楠木葵 |
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ずっと順番待ちの
楽園へのチケット
早くキャンセル出ないかと
虚ろな目で 外を見てる
寄り添う人の黒い綱
見事なもんだよ 群集心理
繋いだ人の笑顔を見て
とりあえずは 愛想笑い
ああ 同じ朝日を何度と見れる
楽園へ行けば 孤独も明日へ飛び出すよ
願い事は何だっけ 後付の覚悟を作り
とりあえず 此処から進むよ
このまま飛べそうな
自意識巡る電車
安っぽい幸せ乗せて
蒼い世界へ 吸い込まれそう
やけに汚れた純情さえ
色を薄くして 消えそうなほど
だからといって流す涙は
止めることが 出来ないしなぁ
ねえ 何で此処で躓いたんだっけ
楽園の道は 希望も地下へ潜るらしい
何より輝いていた 記憶の箱は空っぽだった
ああやっぱり 0へ戻りたい
ポケットの中に ぐしゃぐしゃのプリント
本当は持ってたよ あのチケット
怖いだけだった 無秩序な朝日
でも 僕は僕であることに意味が欲しくて
楽園へ行けば 孤独も見えない白い世界
願い事は隠しとこう 進むための言い訳に
とりあえず もう少しがんばるよ
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