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赤、ヒモ。きみ、糸。
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作詞 ヴォノ |
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赤い月。
"浮かぶ"なんて言われるけど
吊るされているようにしか見えない
そのヒモが千切れてしまいそうで怖かったんだ
今こうして見上げている夜空に
幾年も先 きっと再び出会うのだろう
その時も同じ事を繰り返し想うのだろう
赤い月。
"黒"の中に開いた"赤"が誘う
きみもこの悲しい奇跡を見ているのだろうか
…やっぱりこうして考える きみの事を
強いけど弱くて、明るくて寂しげで
偶然そばにいたからじゃない きみだから
惹かれ続けて。失い続けて。惹かれ続けて。
最後の一つですら、もうすぐ失うのだろう
赤い月。
"赤"に守られた"黒"
鏡の前 そいつの目が物語る
吊るされた二人の気持ちが重すぎて
赤い月。
"浮かぶ"なんて言われるけど
吊るされているようにしか見えない
このヒモだけはどうか切れないで下さい
二人を繋ぐ糸はもうすぐきみが切ってしまうけど
わかってるから
一度切れたらもう結べないってわかってるから
赤い月。
吊るすヒモだけはどうか切れないで下さい
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