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ほんの小さな願い
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作詞 流昔新時来 |
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ある日の出来事です。
女の子は恋に落ちました。
それは新しく始めたバイト先でのこと。
しかし、女の子はすぐにそのバイトを辞めてしまいます。
恐かったのです。彼を好きになることが
そのあとすぐ女の子の友達とその彼が付き合ったことを知りました。
それは、女の子が予\想してたこと。
女の子が彼を好きになるのを恐れた理由。
皮肉なことにその友達は女の子が最も嫌う相手であり、共に青春を過ごした友でもあったのです。
それから4ヶ月、彼のことを断ち切ったころ。
女の子は再び彼に会ってしまうのです。
彼と女の子の友達は幸せそうでした。
悔しいけれど二人はお似合いだと思うのです。
その日女の子は世間の狭さを知ります。
女の子の家と彼の家がとても近かったこと。
徒歩3分の近さ。今まで会わなかったことが奇跡。
女の子はむしろ運命すら感じてしまうほど。
しかし、女の子の想いは報われないのです。
友達の幸せを願いつつも自分の幸せも願ってしまうのです。
「もし願いがひとつ叶うならあなたは何を望みますか?
私はあなたがほしい。ただ少し願ったこと。
ほんの少しで良い。あなたに会える時間をください。
ただ少し欲を言えばせめて君に気持ちを伝えたかった。
いつかあなたを忘れられる日が来ますように。
いつかあなたの幸せを願える日が来ますように。」
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