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虹
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作詞 唯知 |
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今日も雨が降ればいい
私の眼に映る全てを曖昧にして
いつか
滑り込んだ感情が
溶けて無くなった
一緒に
ただもう痛いだけの幸せも
無くなれ
上空を見上げた侭
飛べないと嘆きながら
手を伸ばした、先に在るのは
束の間に顔出す陽と
鮮やかな虹
遠い日のあの場所に
夢でしか帰り着けないと判っている
けれど
翻る蝶の羽根が
私に
幻想を信じ込ませる
無くなれ
下を見る事無く
走り蹴る今日の土
手を伸ばした、先に在るのは
切ないくらい眩しい陽と
儚げな虹
消えそうな声は確かに其処に有った
私は其れを認めていた
誰か聞いているの・・・?
上空を見上げた侭
飛べないと嘆きながら
手を伸ばした、先に在るのは
束の間に顔出す陽と
鮮やかな虹
匂い立つ緑の中
手を伸ばした、掴み取れない
確かに光る陽と
鮮やかな虹
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