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独つの世界
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作詞 ドクダミ |
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君だけを連れ去ってゆく 列車からの景色は細くなる
止めどない星の輝きを ガラスの中に閉じ込める
違う世界を見たくなって
気付けば切符手にしてた
「行く先は自分で書け」と
心の中で木霊する
独りだと不安なだけで
君の手を掴んでいた
見つめると君は微笑んだ
心の中で涙する
嗚呼 地に咲く花も 高鳴る海も
嗚呼 都会の声も もう戻れない
丸く青い 僕らの星も
君と比べると小さかった
呟くと 君は微笑んだ
つられて笑みが零れてく
「思い返すような事はないよ」
そう云って駆け出した
あの頃の僕はまだ輝いてた
君だけを連れ去ってゆく 列車からの景色は細くなる
止めどない星の輝きを ガラスの中に閉じ込める
静けさが二人を包んで 反射した光の一部が差し込んで
散らばった夜空の欠片を 手にとって 君に贈ろう
無限を臨んだ 狭い視界には
過去も未来も 全て包まれていて
時が流れてゆくうちに 色んな事を忘れてゆく
「思い返すような事はないよ」
そう云って駆け出した
あの頃の僕はまだ輝いてた
君だけを連れ去ってゆく 列車からの景色は細くなる
止めどない星の輝きを ガラスの中に閉じ込める
愛と云う言葉だけが 絞めつけた体中を
挟まったセパレーションが 君を象っていた
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