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気持ちを埋める
作詞 夢央
全てを埋めたかった
僕には何も放つものはない


この細胞は僕の中だけに閉じ込めたかった
誰にも見せたくなかった


丸めた紙くず
僕の心の隙間はそれじゃ埋まらないよ
わかっていた
だから僕自身を埋めたんだ


本当は何もわかっていなかった
無数の想いを掻き集めて作った城は
一踏みで潰れてしまった

本当は潰れた悲しさに埋もれるだけ
何にも埋もれていなかった
消えて行く僕を誰も知らない




誰かにわかってほしかった
僕がいるというこの事実を


この感覚をみんなと味わいたかった
誰かに見てほしかった

ビリビリにした思い出
僕の心はすっからかんになった
知っていた
僕には元から思い出なんかない事


本当は知らないフリをしていた
飛び方も知らない僕が思い出を語る
おかしいと思った
だから僕自身を変えたんだ

本当は知っていたんだ
ここに来た道のりも僕が全て選んだ事
笑われると思った
だけど君は一つ頷きをくれた




本当は何もわかっていなかった
無数の想いを掻き集めて作った気持ち
君の行動で僕の目から雨が降るんだ



全部全部わかっていなかった
本当にわかってたのはひとつだけ


いくつもある気持ちの中に
僕は埋もれていたって事

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 気持ちを埋める
公開日 2006/06/09
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 主人公に手を差し伸べたのは自分自身。埋もれてるその中に答えはあるんだよ。的なよびかけ(?)というかそういう歌詞をつくってみたかったんです。
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