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誓い
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作詞 1405 |
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些細なことで言い争いになって
口も聞かずに過ごす日も ある
少なくない 特にこの頃は
なのに視線泳がせるだけの君に愛おしさ覚えて
抱きしめる 今夜も
僕ら不思議な 二つの個体
共に歩めば深く抉るような傷 重ね合う日々
それでも体寄せてわずかな一瞬さえ惜しむように
求め合う
「癒えなければ二人離れられずどこまでも繋がれるから」
そんな不器用さも今じゃすっかり愛の形
気休めなのはとっくに気付いています
甘える 唇寄せる
幼さを見せつけてぶつけて絡まって
じゃれている
言うほど悪くはないだろう
そんな日々を 君となら
これから幾度となく繰り返していきたい
抱き合えば倦怠も忘れ嫉妬に溺れる
覚束ない呼吸
偽りのない体温を
僕はどこまでも 信じていこう
当たり前のことだけど僕も老いて 君も老いて
いつかは
きつく握り締めたはずの掌を 忘れる
「いつまでも離さないなんて束縛はもう充分だ」
最後の日
君はきっとそんなことを言って笑うだろう
だから僕等
出逢えた幸せ以上のものは全てここに置いていく
「また逢おう」
僕の鼓動で
君が目を覚ますその日まで
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