|
|
|
「好きな奴に元気をあげたい」って人。誰でもいい。想像しながら読んでみて。【休憩室+1】
|
作詞 kyω |
|
君の好きな「誰か」でいいや。
君はもちろん、そいつの笑顔が見たいだろ?
ところがだ。なんでだか、元気がないわけだ。
君ならさぁ。そんなとき、どーするよ?
好きな奴が、落ち込んでる。さぁ。君ならどーすんだ?
つっても、急に思いつくわけもねーし?
俺がいくつか選択肢をやろう。偉そう?気にすんな。
@ほっとくー。
A声をかけて、理由を聞く。
B何も言わず、傍にいる。
人それぞれだな。
当てはまらない人もいるだろ。
俺はだなー。言わなくていい?黙っとけ。
俺は、全てにあてはまらない。
俺にさぁ。声かける勇気なんてあると思うか?
そーだよ。どーせ、ねぇよ。
まさかこの俺が。自分の大切な時間つかって、傍にいてやれると思うか?
そーだな。無理だよ。
俺はそーいう人間だ。好きな奴すら、救えねーよ。
だってー。俺面倒なこと嫌いだし?
きっとよ。俺が今、こーやって書いてるようなもんがあっても、
見向きもしねーだろーし。面倒だからスルー♪♪
けどよ。君はどうだ?君はこの部屋に来たよな。来たよな?
「好きな奴に元気をあげたい」んだよな?
そう思えたならたいしたもんだ。
君が今、していることをさ。出来ない人間がいる。
俺とか?世界は広いからな。一人はいるかもしんねぇ。
そんな、でっけぇことをよ。君はしたわけだ。
もしも。君が落ち込んだその人のために。
なにか・・・そーだな。じゃぁ、@をしたとしよう。
どうだよ?相手は、君が想ってくれてるってことに
気付くか?気付かねぇよなぁ。それで伝わったらテレパシーだしな。
しかしだ。君が。仮にAとかBとかしたとしよう。
相手が答えてくれなかったとしよう。
そしたら、黙ってそこにいればいい。ただ、傍にいるだけでいい。
それだけで、いいからな?大層なことはしなくていい。
告白なんて、焦ってする必要だってねぇよ。想ったままに、動く。それだけで、いい。
そーすっと、どうだ?何もしねーより、君の想いは伝わるはずだ。
君は相手に、本当に些細だけど、「想い」を届けた。
知ってるか?【人の成分一覧表\】。大半は、骨やら内臓やら…。
俺、理科嫌いだしわかんねーけど、でも、それよりもっと大事なもんがあんだ。
そいつは。時に苦しめるだろうし、時に救ってくれるだろう。
【気持ち】
そいつをだな。君は、相手にあげたんだ。生きていく原動力を、あげたんだよ。
どうだ?見れたか?君の好きなあいつの「笑顔」は。
辛いなら、この部屋を探すんだ。君のために、いつでも扉を開けとくよ。
そいつを少し押せばいい。
ようこそ。【休憩室】へ。またのご来室を、心よりお待ちしております。
|
|
|