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夜空の華と、君の向日葵
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作詞 〜PINK〜 |
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淡い季節も もうすぐ終わりを告げて
あの日の記憶が蘇る、青い空になる
冬が嫌いな君は 窓の外、見上げ
嬉しそうな顔で僕に笑いかけたのかな
少し早すぎる海を眺めて
綺麗、つぶやいた君がとても儚かった
人込みに埋もれ はぐれないように、と
消えそうな君の細い指を絡め、抱きしめる
「離さない」 君にささやいた言葉も
二人照らす花火にかき消されたけど
君の想い 僕の想い
確かめあった教室も
いまは夕陽が差し込んで
思い出だけを哀しく照らし出す
青い空の白い病室で
二人の約束、残したまま
君は最期の笑顔をみせて
夜空に咲き誇る華になった
あの夕陽に照らされようと
僕の想いに影はない
いま君に言えること
逢いたい、それだけ
君の想い 僕の想い
老いてく僕はいつまでも
あの笑顔に酔わされて
約束の向日葵畑を
今日もまた独り、眺めている
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