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思いを告げる
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作詞 ゆきだま |
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春爛漫 桜が迎える
新しい舞台に踏み込んでゆく
見慣れない真っ白な校舎と
名前も知れない人の中に君はいた
はじめはこんなに 複雑で単純な思いを
あなたに抱くだなんて 少しも思ってなかったのに
『好きだ』って一言 君に言えりゃ
この胸のモヤモヤは なくなるのかなぁ
少し手を伸ばせば触れられるのに
どうしてこんなに遠いんだろう
偶然に一緒になった帰り道
まっすぐ君を見れなくて動かない雲を見つめてた
駅までのわずかな時間の中で
どんな話をすれば君は笑ってくれるだろう
緑の桜木を揺らす 夏を伝える風よ
僕の思いをそっと乗せて 彼女に届けてくれないかな
どれだけ君を強く想っても
言葉にできない 動き出せないんじゃ伝わらない
『明日こそ』『明日こそは』を繰り返し
今日も夢に逃げるのさ
『伝わらないこと』を恐れてた
でもホントは
『伝えられないこと』の方がずっと痛くて悔しいから
君を呼び出した・・・・
放課後静まり返った教室に
チクタクとドキドキだけが響いてる
二年目の春の日が傾いた時
運命の扉が開いた
『僕はね、ずっと前から君が好き。
どうか付き合ってくれないか・・・』
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