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―\―\流れ逝く雲―\―\
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作詞 超ーヒマ人 |
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五月の春の爽やかな風、桜も散り夏の近さが身にしみる
天気は晴れ、雲も少ししか出ていない。
最後の運動会―\―\―\皆勝つことに必死だった・・・。
毎日毎日放課後に居残りをして、他の組には負けまいと
オレンジ色の空が暗い闇の空に変わっても必死で必死で
勝つ―\―\そのことだけを、心に刻んで―\―\―\
応援合戦、声枯らし、涙流し、心交わし、共に分かり合い
そして今、一つになる。あの蒼い大空へ向かって
今までの苦労、今までの思い、今までの深い絆、今ずべてが重なり合って
雲を突き放して、空を掻き分けて、天まで―\―\
大地を震わせ、心をも揺るがせ、喉震わせ、高く大きく―\―\
この空の下、小さなものが今、大きな強いものに変わり
叫べ―\―\―\全ての力を解き放ち―\―\―\限界を超えて―\―\―\
勝者がいれば敗者もいる…。同じ努力をしても、変わらぬ現実
嬉し泣き、悲し泣き、悔し泣き、全ての涙が重なり合って
その熱き思いを心に刻み、空に向かって吠える…。
一つになれた喜び、精一杯やれた達成感、力をあわせ手に入れた勝利
努力が足りない悔しさ、力を出し切れなかった弱さ、その結果の敗北
一つ一つ、確かな思いが大空へと響き、風に乗って流れ逝く
涙の雲―\―\嬉しさや悲しさ、悔しさや喜び…
思いの雲―\―\感動、怒り、苦しみ、達成感…
汗の雲―\―\努力して流した汗、力をあわせる汗…
今、全ての思いが雲となり空へと舞い上がる
風に吹かれ心の空も澄んでいく…。
言葉に出来ない思いは心の空に、何時までも朽ち果てることなく
思いを乗せ、自らの力へと変わる―\―\―\
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