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あと少し、もう少し。
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作詞 羅依茅 |
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君に出会ってからどれだけの季節が過ぎたかなぁ。
君はみんなと一緒にいっちゃてさ。
僕独り暗い部屋の中、心臓の音を聞いているだけの日々。
どこに行ってしまったのかなぁ、あのころの僕らは。
どこに消えてしまったのかなぁ、君の笑顔は。
2人行った浜辺。夕方になると二人よりそい暗闇が僕ら包んでゆく。
影が水平線までのびてゆくように。2人一緒のまま。
水平線のそのまた向こうまで。
あと少し、あと少し思い出にひたらせてよ。
また笑いあえるように。
もう少し、もう少し君の笑顔を思い出させてくれよ。
もう二度と哀しくなんかならないようにさ。
僕はまだ独りぼっち。
部屋の中、ただ呼吸をしているだけ。
どこにやってしまったのかなぁ。あのころの僕らを。
どこにしまってしまったのかなぁ。君の笑顔を。
あと少し、あと少し待ってくれないか。
僕が立派な男になるまで。
もう少し、もう少しわかってくれないか。
君を想う気持ちを。
君を迎えに行くまで、まだ暫くかかりそうだなぁ。
だから、僕はあの浜辺で。
影だけでも君に会いにゆくよ。
地平線を越えて。
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