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月明かり
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作詞 ayaka.y |
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この暗闇に光がさした
太陽のようにまぶしく輝いてはいないけれど
淡い光を放っているように見える月は
悲しそうに微笑んでいた
昔 月に還って行った人がいた
その人は すごい美貌を持っていたから
帝やらいろいろな貴族やらに求婚されていた
だけど その人は月のお姫様だった…
お姫様は悲しそうに微笑みながら
大好きなおじいさんとおばあさんに「さよなら」を言った…
お姫様を乗せた籠は 淡い光を放ちながら 月に還って行ったらしい
この月は きっと そのお姫様の分身なのだろう
涙がこぼれた―\―\―\―\―\―\―\―\
どれだけ辛かったのだろう
どれだけ苦しかったのだろう
本当は泣きたいはずなのに
大好きな人の前では泣かなかった
もしも私が同じ立場なら
泣かずに去ることはできなかっただろう…
月明かりが私を包み込んだ時 あなたに会えた気がした
私は語りかけていた―\―\―\―\―\―\―\
どれだけ辛かったのですか?
どれだけ苦しかったのですか?
本当は泣きたいはずなのに
大好きな人の前では泣かなかった
もしもまだ泣いていないなら
側にいてあげるから たくさん泣いていいんですよ?
―\―\―\―\―\ふと夜空に見えた月は
今日も淡い光を放っていて…
だけど 今日は
嬉しそうに微笑んでいた
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