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君と空
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作詞 rotten |
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今日も空が青い
雲ひとつない
太陽もない
あの日
君は雲を見つめてて
君はその雲に手をのばして
僕はその雲に嫉妬してみたりして
僕はその雲を手でどかそうとして
そしたら雲は
僕の知らない場所へ飛んでって
でも君はその雲の行方を
いつまでも見守っていたね
僕は怒って君の手を引っ張り
雲のない場所へひたすら走った
まっすぐ前を向いて
君のためにひたすら走った
ひたすらに ひたすらに
ふと後ろを振り返ると
君はもういなかった
僕は知っていた
あの日の雲が
決して僕の手が届かない場所に
浮いていたことを
僕がどかしたと思っていた雲が
決して動いていなかったことを
僕は知っている
君は今
あの日の雲を見つめている
僕の知らない場所で
僕は今
雲も君もない場所で生きている
空を見上げると
真っ青な空があるだけで
雲ひとつない
太陽もない
どおりで寒いわけだ
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