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君と僕の思い出B
作詞 liberta
あの年
クリスマスの5日前に
貴方から告げられた
別れの言葉

「今を楽しみたいんだ
 だから…もう
 俺に近づかないで」

まるで
自分だけが被害者の様な
そんな錯覚に陥った
貴方の思いやりに
気付けずに
一人傷ついて
泣いていた

貴方の
優しい想いを知ったのは
それからずっと後のこと
…貴方を失う前に
どうして
気付けなかったのかな…
一番…
一番辛かったのは
貴方だったんだよね

貴方とすれ違う
その瞬間に
香る懐かしさと
胸の痛みが
喉の奥まで
こみ上げて…
…あの時貴方は
一体何を思っていたの?

戻って来て
…なんて
ムシが良すぎたね
貴方は
前に進んでいたから
…私が追いかければ
良かったのね

会いたいよ

舞い落ちる桜が
雪のようで
あの夜の事を思い出す
来るはずのない待ち人を
待ち続けたあの夜の事を

あの雪は
貴方からの贈り物
…夢物語だなんて
笑わないで
だって本当に
嬉しかったんだよ

ブリヂストンとばした
家までの坂道
吐く息は
白さを増していくのに
私の心には
少し晴れ間が覗いて…

春の雪が私を満たす
貴方との思い出が
私を優しくさせる

思い出になろうとも
色褪せぬ様
このままずっと
忘れないから

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 君と僕の思い出B
公開日 2006/05/18
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 恋愛
コメント 「君と僕の思い出A」の続編です^^;
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