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存在意義
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作詞 夜江 |
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待ってなんて云わないから
せめて僕の存在を覚えていて
記憶の片隅にでも良い
どうかどうか、忘れないで
全てが闇に包まれて
足元にだけ光る僅かな灯かり
ふらつく僕の冷えた手を
誰でも良いから握って欲しかった
届くはずなかった存在に
躊躇う前に手を伸ばした
廻る現実に僕らは
ただ振り回されてるだけだった
曖昧な言葉の嘘は
あれだけやめてと云ったはずだよ
涙が伝う君の頬に
そっと指先で触れたかった
窓際の一厘の花
真っ赤な花弁を惜しげなく咲かしてる
今でも僕は覚えてるよ
あの時君が好きだったこの花を
戻ることのない日々をまだ
僕は果て無く追い求めてる
廻る現実に僕らは
ただ振り回されるしかなかった
曖昧な言葉の嘘は
あれだけやめてと願ったんだよ
涙が伝う君の頬に
そっと指先で触れてしまった
今更よぎる後悔が
僕の頬を冷たく濡らすよ
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