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僕は何もしらない
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作詞 鏡 |
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青い空には、鳥が舞い踊り
緑の草原では、蝶々が飛んで
黒のキャンパスに、星が輝く
誰もが綺麗だって言う
それは、当然だって思ってた
けどーー君は違った。
どうして、泣いているの?
どうして、笑わないの?
どうして、僕の手を離さないの?
昨日までは、笑ってた。
昨日までは、幸せそうに。
昨日までは、あいつの手握ってたのに。
僕は何も知らない。
誰もが知ってることも、何も知らない
知っているのは
この冷たい手を離しちゃいけないこと
ただ、それだけ
真っ白の雪が、空中で舞って
真っ赤な林檎が、手のひらにあって
真っ黒の世界に、天使が現れる
誰もが胸を躍らす。
それは、当然だと思っていた
けどーー君は違った。
どうして、外を見ないの?
どうして、何も食べないの?
どうして、僕に電話をかけるの?
昨日までは、空をみてた。
昨日までは、甘い物食べて。
昨日までは、あいつと電話してたのに。
僕は何もしらない
誰もが知っている事も、何もしらない
知っているのは
この電話を切っちゃいけないこと
ただ、それだけ
僕は知らない
どうして、僕の目から涙があふれるのか
僕は知らない
どうして、こんなに胸が痛いのか
だけど、僕は知ってる。
君が笑うと、僕は幸せだってこと。
それだけは、知ってる。
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