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存在の証明
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作詞 @りく |
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あたしが一番欲しいものは
確かにあたしがあの場所にいて
あなたと一緒に時間を過ごしたという
存在の証明
気付かないふりを
していたけれど
本当はわかってきていたんだ
いつの日かこんな日がやってきて
あの日を懐かしく思うんじゃないかって
時の流れは
思っていたよりも早く
全てを押し流してしまう
もしもできるならば
あの日に戻って
あなたともう一度会いたいよ
あたしが一番恐れているのは
あなたの記憶からあたしが消えて
二度と思い出してもらえないこと
未だに耳に
残っているのは
あなたが口ずさむあの音楽
未だにまぶたに残っているのは
あなたが楽しそうに過ごす教室
あなたがあたしを覚えてくれてさえいれば
あの時あたしがあなたの横に確かに存在したって
証明になるんだ
あの時苦しいことも多かった
けれども人生で一番
色彩がはっきりしていた
そんな日々をあなたと過ごしたっていう
確かな証明がほしいの
本当にあたしがあそこにいたのか
自分でも信じられないんだ
あたしにとってあの日々は遠すぎて
幻のように思えるんだ
だからあなたの手で証明してほしいのよ
もう一度会いたいなんて
わがままを言うのはなしにしよう
本当はちょっぴり
いつか会えるんじゃないかって
期待しているのも確かだけれど
でもお願いです。
あたしがいた事実を
確かな事実だと信じていたいから
あなたの記憶の片隅に
あたしを残していて欲しいの…
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