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偽装天使
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作詞 夜威 |
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僕は偽物 偽装天使
真っ青な空を仰ぐことも 風の吐息を感じることも
僕が歩む道は全てが嘘で 本当を求める者はいない
唯一似せたこの身さえ 所詮は創りモノにすぎないのだから
甘い果実に口を寄せ それは脆い灰と化す
僕の身体もこの実のように いっそ崩してしまいたい
全てが嘘というのなら 僕は存在してはいないのだろうか
人が太陽にみえるのは 手がとどかないモノだから
たとえそれが叶っても 必ず傷つけてしまうから
欲しいと願ったモノだけは 僕が手にすることを許さない
だからごめんね 大好きな君
僕は嘘の存在だから
君をこの手に抱くことも出来ない
君が好きだと言ってくれたこの羽根は
皮肉にも僕が嘘である証明で
黒く黒く今日も輝いている
愛してくれた君だから
愛しく想った君だから
君の記憶から消えることにした
また明日 会えるといいな
僕は偽物 偽装天使
僕はいつでも傍にいるから
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