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海の底
作詞 夜渦
満ちる海の底
いつでも眠い
いつでも眠る準備は出来てる

暗号を解く毎日
ゆるゆるとした眠気の波

ここは水中だから
いつから意識しなくなっただろう
フワフワと浮くのに



太陽の光はゆらゆら揺れて
小さくなって消える
この海の底までは届かない

元居た場所に帰る事も出来ずに
一人消えていく光たち

そうして私はまだ一人
あなたの思いも届きはしない
この深い海の底

誰の声も届きはしない
この深い海の底


逢えない寂しさは募って
一人の寂しさは海に融けて
喉は火傷の様に赤く爛れ
人魚姫の様に声も出ない


誰もが忘れ去って
光も声も無くて
あなたも太陽も 消えてしまった

誰も届きはしない
この深い海の底

手を伸ばしたところで
何が変わる訳でもない

誰もがこの海を忘れた
誰もがこの海を捨てた
誰もがこの星から消え
ついに私一人になった


誰の声も届きはしない
あなたの声も私の声も

どんな光も小さくなって消える
一人ぼっち 私のように

私もいつか消えるのだろうか
この深い海の底

誰も気付かない
深い深い海の底

真っ暗な 深い深い
誰も居ない海の底

深い深い・・・・・・・・・海の底

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 海の底
公開日 2006/05/05
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント スキマスイッチさんの「さみしくとも明日を待つ」を聞いていたら暗い詩になってしまいました 2番のほうが良い出来だと思います個人的に。
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