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無愛の殺人鬼
作詞 怜汰
 愛していたと思っていたのに

 気付けば あなたに会うことよりも

 好き放題歌って 自分の歌に酔い痴れる方が好きで

 声が枯れるくらいなら 枯れる前にstopをかけるだろう


 
 ほの暗い洞穴の中で独り 呻くように泣いて

 白い羽も黒い羽も持ってないから 飛べもしなくて

 どんなに足掻いても 脱出は不可能\


 
 ねぇ あなた
  
 もしも その顔に迷いがないのなら

 その真っ赤な手でも構\わない あたしを連れてってよ

 その手であたしを切り裂いても構\わないから


 
 唯 この恐さからは逃れたかった

 あなたを思う度 意味もなく震えるよ

 記憶の片隅で薄気味悪く笑う あなたをね



 手首に伝う赤いリボンが 結ばれて

 飲み干してもまだ 足りなくて 叫んだ


 
 失うことに恐れはないから

 「行かないで欲しい」欲求は薄まり

 手に留めておくことさえも 恐ろしくて

 この忌まわしい鎖をといて 早く 早く



 ズタズタになった身体を見詰めて

 愛したことのないあなたを 思い出して

 あの路地裏で見つけたナイフ 赤い血痕 青白い肌



 「 あなただったんだ」

 祈るように手を絡ませ せせら笑った

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 無愛の殺人鬼
公開日 2006/04/30
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 心境です。あ、実話ではないんで...その辺は気にしないで下さい。
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