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狂気生活
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作詞 館 伊織 |
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只、この手に触れるものが欲しくて。
只、後にも残るものが欲しくて。
只、誰にも渡したくなくて。
只、僕だけ見て欲しくて。
只、君を喜ばせたくて。
只。只。只。
只?
付き合えば、一緒に居られると思った。
贈り物をすれば、形として残ると思った。
結婚すれば、誰にも盗られないと思った。
部屋から出さなければ、僕だけを見ると思った。
美味しいものを食べさせれば、喜ぶと思った。
思った事は空回りばかり。
君にした事は、世間が言うには犯罪らしい。
僕のした事は「監禁」なんだって。
嫌だなぁ、僕は君と一緒に過ごしたかっただけなのに。
そんな危ない響きの名前、付けられちゃって。
そんなものじゃ、表\現できない程色々あったのに。
ねぇ、君を愛した事は間違いだった?
僕らの両親も、結婚式の時喜んでたよね?
僕は精一杯、愛してなかった?
君は僕を愛していた?
君は僕を愛していた?
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