|
|
|
春
|
作詞 史郎 |
|
思い出がぽつりぽつりと零れ落ちる夕暮れ
ぼんやり足取り どこへ向かってるの
心から笑っていますか
やさしいひとに会えましたか
世界は今日ものんびりと君を乗せ回っている
たとえ君には見えなくても 僕はここにいるよ
熱は伝えられないけれど
その苦しみやせつなさも ささやかな喜びだって
ふたりいつも分け合っている
泣くのは疲れただろう 嘆くのは飽きただろう
それなら顔を上げて空を仰いでみて
南の風が流れ やわらかい花の匂い
そうだよ君の好きな季節がそこへやって来てる
いつかは君が忘れてしまっても 大丈夫だよ気にしないで
それは悲しいことじゃなくて
変わらないものなんてないさ 君は生きているんだから
幸せのかたちはひとつじゃない
もう一度笑うことをためらっているのは いったい誰のため
時を心を止めないで
たとえ君には見えなくても 僕はここにいるよ
熱は伝えられないけれど
その苦しみやせつなさも ささやかな喜びだって
ふたりいつも分け合っている
いつかは君が忘れてしまっても 大丈夫だよ気にしないで
それは悲しいことじゃなくて
僕は時間も記憶も超えた やさしい祈りの降りそそぐ場所で
笑い咲く君を想っている
|
|
|