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ドラマティスト
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作詞 もちお |
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*咲いても枯れない花があるのなら
迷わず摘んで心へと贈ろう
摘むことに悲しみを思ってしまうなら
せめてあなたが心で覚えていて
思えば思うほど感情をまた一積み
重ねて積み上げる 風にも揺らされぬまま
白いアスファルトに落ちていく雨粒
うつむいてる私が気づいてた
傘も広げずに流れる雲に逆らい
気の向くままに歩いていく
頬を伝っていく雨が心まで届いたら
*翼を濡らされないように低く飛ぶ鳥と
すれ違いながらも同じ気持ちだった
悲しみから逃げるように歩いてるだけでは
きっとなにもかもは変わりはしない
*咲いても枯れない花があるのなら
迷わず摘んで心へと贈ろう
摘むことに悲しみを思ってしまうなら
せめてあなたが心で覚えていて
願えば願うほど逃げてゆく感情
叶えようとすらしない 神様なんていない
十\字架は人だけが背負うものらしい
悲哀の人だけが気づいてる
空はまだ暗く 思いも千切れて
雨と思い出が混ざっていった
気づいたとき終わらせていられたら
*夜から逃げたい 闇が怖いから
一人きりだと枯れてしまうかも
冷たい雨で流れてしまうほど
ささやかな悲しみじゃなかった
*摘んでも美しい花があるのなら
同じ生き方を演じてみたい
あなたに摘まれた悲哀の花は
ドラマティストに生きようとしている
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