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野良犬
作詞 ヤスト
このまま野垂れ死にそうな
ため息漏らしながら 震える口広げ空を仰いだ


なんでもいいよ
なんでもいいから
もう枯れ果てそうな
この喉に何か 誰か

木偶の坊がぎこちなく通り過ぎ
喉を絞め僕は吼えた ぽつぽつと雲の涙が零れだした
冷めゆく頭をそのままに 震える口広げ空を仰いだ


もう殺してくれ
誰でもいいから
秘めたるその黒い鞭で
雨にうたれ葉は揺れる

萎れ始めた灯火に触れ
半端な希望をここに残し 去りゆくだけの情なら要らない
偽善の首輪で縛りつけるなら その思い解き放ち壊してくれ

痺れ始めたこの身体を
曇りの無い目で涙を流す 見知らぬ子供にさすられた
小さくも温かい指を 大きな影が掴み連れ去ってゆく
誰もいなくなった道端で 
雨に打たれゆっくりと僕は眼を閉じた
  

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歌詞タイトル 野良犬
公開日 2006/04/17
ジャンル ポップス
カテゴリ 社会問題
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