|
|
|
永遠
|
作詞 珠洲欄 |
|
小川のほとりの 小さな花
風に揺られながらも 花を咲かせた
雨に打たれながらも 花を咲かせた
季節が巡り 花が散る
花が終わり 花のすべてが消え去った
この花の命が永遠とは限らないように
永遠という言葉は信じられない
永遠という言葉が 嘘になってしまう
貴方と交わした 最期の言葉
「永遠に 傍にいるから」
できもしないことを たやすく言葉にしてしまう
それが民の 小さな嘘
谷間の小さな スミレ草
雪に埋もれながらも 花を咲かせた
岩に押されながらも 花を咲かせた
季節が終わり 花が散る
花が終わり 花のすべてが消え去った
花の命が永遠とは限らないように
永遠という言葉は偽りが多い
永遠という言葉が 心に突き刺さる
貴方についた 小さく 大きい嘘
「永遠に 愛し続けます」
「永遠」と 嘘を言ってしまう 傷つける言葉
それが民の 一つの偽り
それが民の 大きなの嘘
消え逝くことの無い 一つの言葉
|
|
|