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町の空
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作詞 おそね |
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何かが足りない気がした
何かが覚めてゆく気がした
君の横顔越しに見える町は
何かを呼んでいる気がした
知っているこの空が今
音を立てて崩れてゆく
確かに感じた
足りない部分はどこなのか
何かをすれば満たされるのか
今この寂しさに
足りないものなどはない
心が寂しさで満たされてゆくよ
寂しさで沢山なのに
何かが足りない気がするんだ
青く光る海は
空が好きなのだと感じた
進まないこの足は
この先に思い出を持っているのだと感じた
誰も居ないこの町は
僕らを呼んでいるのだ
知らない町の空が
この町の空を奪って
静かに 静かに
出口を失ってゆくのが分かった
この広い空の下
満たされることは無い
満たされる時が来るのなら
破裂してしまうから
今この嬉しさに
終わりが無ければ良い
足りないこの胸は
今破裂しそうだよ
足りない部分はどこなのか
何かをすれば満たされるのか
今この寂しさに
足りないものなどはない
心が寂しさで満たされてゆくよ
寂しさで沢山なのに
何かが足りない気がするんだ
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