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junk art
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作詞 花織 |
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二人の笑い声だけ
宝箱に敷き詰めて
鎖で巻き絡めよう
さようなら
針金を捻じ曲げた
いつか羽に成ればいい
飛べない小鳥
飛ばない小鳥
あたしは後者だったね
触れた部分だけが尚
火照っては滲んでく
ガラクタを唯掻き集め
歌えたらどんなに楽だろう
季節を四つ跨いだ後
悴(かじか)んだ手は
そっと力を抜いた
間違えて零した
アラザンの様に広がる
星が一つ消えても
気付かない
多分そういうもの
金星でもない心が
光ることを諦めて
青白く痩せていく
でも方法は分かってる
好きだ嫌いだ喚くのは
何より簡単だった
体が冷えて目が覚めて
埋もれた足元を初めて
まともに見て泣いたんだ
明日誰と笑っても
貴方をずっと好きだよ
描いた道
本物には成り得ない
此処に貴方がいれば
完璧だった
大声で言うね
ありがとう
下らない絵も
留めておくから
季節を四つ跨いだ後
悴(かじか)んだ手は
そっと力を抜いた
明日誰と笑っても
貴方をずっと好きだよ
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