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悪魔の誘い
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| 作詞 ＥｍｐｔｙＤｏｌｌ |
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暗い古部屋に鋼鉄の扉
二十\七時の鐘が鳴る時
その扉は開かれるのだ
闇世に浮き出る紅い輪郭
血の色に染まる細い腕は
手招く仕種で誘惑する
閉ざされた部屋に私一人
救いを求めて悪魔と契約
虚弱な精神に打ち勝てぬ者は
地獄の底辺 彷徨うだろう
悪魔の誘い
救済という名の白い粉に
至福を覚えた私 醜い
かつて勇者と呼ばれた私も
今は廃人 廃人
甘い華の蜜 魅惑の薬
その微睡みは身体も心も
シロに戻してしまうだろう
神の威光を欲する使徒は
低俗な悪魔に教えを請い
禁忌の技術を享受したのだ
薬も過ぎれば毒となる
快楽超えれば苦痛となる
バベルの塔を駆け上がる者は
裁きの雷 受けるだろう
悪魔の誘い
虚言を並べる黒魔術師の
奇跡を信じた私 愚かな
かつて命を賜った私も
今は屍 屍
アダム イヴ またの名を エヴァ
一匹の蛇に唆されて
知恵の木の実を食した罪で
エデンの園を 追われた者達
悪魔の誘い
心に潜む影の正体は
自らを蝕む感情 傲慢
神と肩を並べた大天使も
今は魔王 ルシファー
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