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snail smile morning glory
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作詞 新藤 勝義 |
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ようやく梅雨は始まった 大粒の涙が僕を起こした
涙の相手は空より蒼く そしてずっと綺麗だった
こういう気持ちが一目惚れ 決して叶わぬ片思い
太陽に見つかるまでならと 雲も僕らを隠してくれた
一度でいいから僕を見て 涙を止めてみせるから
涙の終わりは僕らの別れ どうせ叶わぬ恋ならば
君の笑顔がみたいから
トロい僕とはえらく違って 毎日はやけに早かった
君は俯いてしぼんだり 負けじと天と向き合ったり
僕も君と向き合いたくて 体は言うことを聞かなくて
自分の無力さに気づいた途端 雨は冷たく体を打った
一度でいいから君よ気づいて 雨が掻き消す僕の叫びに
こんなにトロい僕だけど どうせ叶わぬ恋ならなんて
弱い自分に負けたくない
太陽が迎えに来るよ 雲も千切れて薄くなってく
君の涙が乾く頃には 涙を止める僕も居ないだろう
涙の終わりは僕らの別れ どうせ叶わぬ恋ならば
笑顔でサヨナラしたいんだ
朝顔は枯れて散ってった 大粒の涙でカタツムリは泣いた
涙は彼の体を伝って 残った種に水を与えた
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