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とりあえずブルー
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作詞 銀狼 |
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非情な愛情 豊かな貧困
正しい矛盾と おかしな正論
樹形図的に広がっていく選択肢は
末端部分で絡み合ったりしているから
明快な真実なんて何一つ無くて
肺呼吸にさえ疑問が生じるんだ
それにしても青
目が醒めるような
空を埋める青
目も眩むような
気分は高揚のちブルー
軟弱な頭脳を憂いて
でもとりあえず青
非凡な平凡 無邪気な残酷
主観的客観 悲観的楽観
「裏側の裏側は表\かもしれない」だとか
上っ面だけの哲学に美徳を感じる
この命の意味を問い始めた時から
生きている実感が無くなって来てんだ
ただそれでも青
有無も言わせずに
僕を包む青
全て溶けそうな
涙の蒸発のち降雨
それさえも忘れさせてくれる
ああどこまでも青
考えれば考えるほど
答えから遠のく気がする
悩むことにも飽きちゃったから
ちょっと馬鹿になりたいと願う
角が取れて円くなった心で
地平の果てまで転がって行きたい
きっとそんな感じがいいんだろう
幸せに定義など無いんだろう
それにしても青
目が醒めるような
空を埋める青
目も眩むような
今だけは全て忘れちゃって
心地よい錯覚に酔って
そうとりあえず青
ああどこまでも青
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