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とある人に捧ぐ。
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作詞 唯知 |
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ねえ、
私は貴女の事
全然知らない赤の他人
「生きて」
なんて無責任な事、言えない
「希望ならあるよ」
なんて嘘も吐けない
でも
自分で自分を否定する事だけはしてはいけない
自分なら、
「自分」を認めてあげないと。
世界中の人全てが貴女に
「居なくなれ」と言った訳でないのだから
自分は自分を消してはいけない
其の手首から流れる血は
何も連れて来てはくれないよ
ねえ、
ごめんね。
貴女の悲しみ、苦しみ、絶望、孤独
言葉にすると短くて簡単なのに
少しも判ってあげられない
此処で歯痒く思っているのは
貴女の支えにならないのかな?
私は此処でこんな事しかしてあげられない。
貴女を見つけてあげられない。
ごめんね。
でも、
お願いだから、終わらせないで。
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