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流れ星、満ちぬ月
作詞 どぶはまり
地平線ですら消えてなくなるような星空の海岸で
君は笑いながら右足で冷たい水を蹴り飛ばすんだ

水の飛沫は
オリオン座と重なって散ったけど
その後 僕の肩に光の粒を孕んだ
星の欠片が落ちてきて

それが指先へと
流れ落ちていく姿を見ながら
小さく祈ったんだ

今のこの瞬間が流れ星のように儚く消えないように
遠い未来のことなんて今は必要ないから
今のこの瞬間から君の姿だけが儚く消えないように
遠い明日のことよりも今がきっと必要だから

現実の姿が夢より綺麗な時があるなら
君の姿が何時でも必ず其処にあるんだ


宇宙の彼方も全て見渡せるような星空の海岸で
君は血の気の引いた両手で冷たい空を掬い上げるんだ

小さな月は
君が閉じ込めた夜の中で
揺らめきながら少しずつ零れていったけど
それが本当に綺麗で

君が笑い顔で
残ったそれを空へと返した時
小さく祈ったんだ

今のこの瞬間が満ちぬ月のように悲しく欠けないように
明日の自分のことなんて今は必要ないから
今のこの瞬間から君の姿だけが悲しく欠けないように
遠い自分のことよりも今がきっと大切だから

現実の姿を夢よりも守りたい時があるなら
君の姿が何時でも必ず其処にあるんだ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 流れ星、満ちぬ月
公開日 2006/04/02
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 恋愛
コメント 現実の姿が夢より綺麗な時があるなら、君の姿が何時でも必ず其処にあるんだ。比喩が分かりにくいかもです。
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