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血塗られた聖界
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| 作詞 クレセント |
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玄関蹴り飛ばし 学生鞄を叩きつける
僕より不幸な奴は何億人居る事か
傷付け合う中で 錆びれていった
幸せの定理 意思の抑制
罵声の飛ばし合い そんなお遊戯を続けてる
取り巻く環境全てを 否定する勝手な脳
体中に刻まれた傷跡の 加害者が既に分からない
繰返される日々に 期待などしない
嗚呼 素晴らしき先進国
大いなる神よ 洪水を起こしたまえ
箱舟に乗せる人間はここには居ない
責めて痛みの無い死を餞別に与えよ
人の死を笑える環境 確かにそれが有って
パターン通りの行動が 僕の命を救うらしい
ルールの制定者 きっと諦めて
失敗作の惑星が 滅ぶのを待ってる
チャットで不幸比べ 傍観する僕
炭坑で働く少年と 比較する冷たい脳
ナイフが滑り行くのは 真紅の管（くだ）の上
舌を噛み切る勇気など 欠片も残っちゃいない
「死にたくない」と「生きたい」
「辞めること」と「逃げること」
現代人の天秤は その誤差は量れない
愚かな命を繋ぐ為に 消費される悲しい資源
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